2013年1月3日木曜日

ATOK X3をMINT14に導入。

一太郎が全盛を極めていたのは何時の頃だったろうか。いつの間にかドキュメントは、会社でも自宅でも word で書くのが常識となってしまいました。それにともない、ワープロも仮名漢字変換も何となく使い辛いと思いながらも、物書きでもないのだからと諦めてIMEを使い続けるのが一般的となったような気がします。Unixにおいては、快適な日本語入力などは望むべくもなく、長らく、skk、wnn などに体を慣らすのが当たり前でした。

しかし、不思議なのは、パソコンの黎明期の20年前は快適な日本語入力を利用していた日本人が、パソコンの成熟期の現在において当時よりも不便な日本語入力を我慢して使い続けているということです。会社には、会社の経済的な論理があるのでわがままは言えませんが、自宅のパソコンでは日本人として使いやすい環境を追い求めてもよいのではないでしょうか。

と、大きな言い訳をつくってから、LinuxMint に ATOK X3 を導入してみました。2007 年の発売以来、あまり売れなかったのか正式にサポートされているのは、ubuntu9.04 までです。



しかし、世の中にはすばらしい方がいらっしゃるものでこちらに64bit版のubuntu12.10 への導入方法が丁寧に記載されていました。インストール完了直後のログアウト→ログインでフォントや画面テーマなどがガタガタになったので焦りましたが、指示通り reboot したのちは問題なく使えています。



やはり、ATOK は良いですねぇ。あんまり細かく変換せずに、意味のある単位で入力していくととても精度よく変換してくれます。これは日本の伝統技能として大事にしていかなければいけないですね。linux もぜひバージョンアップを重ねてよい製品にしていってほしいです。

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